桃のお酒

桃の節句ということで桃のお酒=ピーチリキュールを使ったカクテルをご紹介。。。って3月の初めのころに書き始めていたのですが、すでにもう桜も満開を過ぎてしまいました。
なおスタジオほうしんではピーチリキュールとして Créme de Pêche(クレムドペシェ)を使っています。

ピーチフィズ Peach Fizz

これはピーチリキュールにレモン風味をつけてソーダで割ったものです。ほのかな桃の香りで軽くさわやか、お酒があまり得意でない方でもおいしくいただけそうです。見た目も、細かい泡に赤いグラデーションでとってもきれい。おすすめです。
フィズというのはベースとなるお酒に柑橘系の果汁と甘み付けを少し足してソーダで割ったもので、名前は「シュワ」っていう音が由来らしいです。
ピーチリキュールで有名なものにピーチツリーというのがありますが、それで作った場合には「ピーチツリーフィズ」となります。

ピーチフィズ
ピーチフィズ

シンフォニー Symphony

こちらは白ワインにピーチリキュールを合わせて桃風味のワインになってます。色味はグレナデンシロップでつけていて、ロゼみたいにうっすらピンク色になります。ワインよりもアルコール度数が低めですのでアルコールに弱い方でも楽しんでいただけると思いますが、ふだんから白ワインを飲まれる方には、この目新しい味と香りをぜひ楽しんでいただきたいです。
このシンフォニーというカクテルのレシピにはいくつか種類があるらしいのですが、ここでは1988年にカリフォルニアワイン協会が行ったブラッシュワインカクテルコンペティションで第1位になったというレシピで作りました。ということは本来ならブラッシュワインで作るべき、でなくともせめてカリフォルニアワインで作るべきだったのかもしれませんね。ちなみにブラッシュワインとは、赤ワイン用の品種のぶどうを使って白ワインと同じ工程で作られたワインらしく、色はロゼよりさらに透明に近いうっすらピンクなのだそうです。カクテルにしなくても、このワインそのものが既にきれいでおいしそうですが。いや、今回はいつものワインを使ったカクテルでブラッシュワインの雰囲気を味わってください。

シンフォニー

ファジーネーブル Fuzzy Navel

ピーチリキュールを使ったカクテルで外せないのがファジーネーブルです。ピーチリキュールにオレンジジュースを合わせただけのシンプルなカクテルですが、甘みと酸味を味わえてとても飲みやすく人気です。とてもフルーティですが、このフルーツは桃か?オレンジか?ということであいまいなので、こんなネーミングになったそうです。
通常はピーチリキュールとオレンジジュースを同量にしたショートカクテルとして出していますが、お好みでロングドリンクとしても提供できます。

ピーチウーロン Peach Woolong

ピーチリキュールをウーロン茶で割るだけのカクテルです。
ウーロン茶の苦みがピーチの風味でまろやかになって、ハーブティーのような感じになります。焼酎のウーロン割りよりぐっとおしゃれですね。

ジャック・ター Jack Tar

桃のお酒で検索して見つかったnicobar(R)さんのレシピ。
ラムベースの少し強めのカクテルなのですが、桃とライムの香りがフルーティで飲みやすいです。
「ジャック・ター」は水兵さんという意味らしいのですが、このカクテルは横浜の「ウィンドジャマー」というバーのオリジナルだそうで、そちらはピーチリキュールではなくサザンコンフォートというもっと強いリキュールを使ったアルコール度数も高めのカクテルになってます。

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